今月の
お届けワイン
Libertasがセレクトしたワインをご購入いただき、
誠にありがとうございます✨
今月お届けしたワインを
ビギナー向け・本格派向けにわけて説明をしております。
【5月お届けワイン ビギナー向け用語解説】

【商品名】C24
【生産者名】クリアンテ
商品情報
・タイプ 白ワイン
・生産地 イタリア シチリア州
・原産地呼称 Terre Siciliane I.G.P
・使用している葡萄品種 カタラット
・アルコール度数 12.5%
・ヴィンテージ 2024
単品販売はSHOPページへ

現地で知り合ったイタリア人のソムリエに、南イタリアでのおすすめ生産者を尋ねたところ、挙げられたうちの1つ。2019年がファーストヴィンテージの、新規生産者です✨️
商品の詳細
「C24」という目を引く商品名。こちらのアルファベットの「C」は、ワインに使用しているシチリアの伝統白ブドウカタラット(Catarratto)の頭文字を意味しています。後ろに続く「24」という数字は、ブドウが収穫された「2024年」という西暦の下2桁を表しています。
こちらのワインに使用されている、シチリア島を代表する伝統的な白ブドウ「カタラット」は、もともとレモンやグレープフルーツのようなみずみずしい柑橘の香りと、キュッと引き締まった酸味、そして後味にほんのり残る心地よい苦味が特徴の品種です。
非常にたくさん実をつけるブドウであるため、一般的なカタラットの多くは「軽くてゴクゴク飲める日常用のカジュアルなワイン」や、甘口の「マルサラワイン」の原料として大量生産に使われてきました。
しかし、クリアンテが造る「C24」は、そんな一般的なカタラットとは一線を画します!
彼らは一般的な大量生産とは真逆をいき、ブドウの木の数を絞って1房ずつに栄養を凝縮。
畑は海を見下ろす高い場所にあり、昼のあたたかい太陽と夜の涼しい海風がもたらす激しい寒暖差のおかげで、ブドウの中にフレッシュな酸味と豊かな果実の旨味がギュッと蓄えられます。
さらに、カキ殻を多く含む白い石灰質の土壌と、樹齢27年を超える木々が地中深くから吸い上げる栄養が組み合わさることで、一般的なカタラットワインにはない、クリアンテだけの最大の魅力である「心地よい塩気」とキリッとした「ミネラル感」が生まれるのです。
クリアンテでは、手作業で優しく収穫したブドウを、皮と一緒に2日間じっくり漬け込んでから絞り、ブドウの皮にいる天然酵母の力だけでゆっくり発酵させています。こうして丁寧に造られたワインは、パイナップルやライムのような爽やかで少し甘酸っぱい香りが広がりますが、口に含むとベタついた甘さは一切なく、シャープでドライな引き締まった味わいを楽しめます。
豊かな塩気とキレのある酸味が特徴的なので、エビやイカのお刺身やカルパッチョ、貝出汁の料理(ボンゴレビアンコやアサリの酒蒸しなど)と合わせていただきたい1杯です✨️
こちらのワインは、私は夜にベランダで星空を見上げながら飲みました!蒸し暑くなるこれからの季節、風に当たりながら飲むのにぴったりだと思います。
生産者・地域について
イタリア・シチリア島西部のアルカモにあるクリアンテ)は、若い夫婦が親族一丸となって営む、アットホームな家族経営の自然派ワイナリー。
その歴史は3世代にわたり、祖父のコジモがこの地域の象徴である伝統の白ブドウ「カタラット」を植えた農園がルーツとなっており、1991年にはすでに有機栽培の認証を取得していました。
そして2019年、3代目のダヴィデ夫婦がすべての農業活動を包括する新ブランドとして「クリアンテ」を立ち上げ、シチリアの方言で「創造する」を意味するその名の通り、テロワールを素直に表現したワイン造りをスタート。彼らは約25ヘクタールの敷地でブドウだけでなく、オリーブや野菜、古代小麦なども一緒に育てる多様性のある有機農園を大切に守っています。
クリアンテの最大の特徴は、海を見下ろす海抜320〜360メートルの高台にある畑「ピアーノ・マラノ」の特別な環境にあります。昼の強い太陽と夜の涼しい海風がもたらす激しい寒暖差がブドウにフレッシュな酸味と豊かな旨味を与え、カキ殻を思わせる石灰質と粘土質の白い土壌がワインに美しいミネラル感をもたらします。
さらに、樹齢27年を超える古い木々を伝統的な「アルベレッロ(株仕立て)」で育て、地中深くから大地の栄養を吸い上げさせています。栽培から醸造まで徹底して自然の力にこだわり、機械を使わずすべて手作業で収穫したブドウを、皮に付着している天然酵母だけでゆっくりと発酵させるため、ピュアでみずみずしい味わいのワインが生み出されます。
【5月お届けワイン 2本目】

【商品名】バッカナーレ
【生産者名】イル・ヴィーノ・エ・レ・ローゼ
商品情報
・タイプ 赤ワイン
・生産地 イタリア ピエモンテ州
・原産地呼称 VdT
・使用している葡萄品種 ネッビオーロ70%、バルベラ30%
・アルコール度数 14.5%
・ヴィンテージ 2021年
単品販売はSHOPページへ

一般的に、交わることのない2品種がブレンドされた珍しい1本。“珍しくて記憶に残る”ワインを探していて、出会いました!
商品の詳細
こちらは、ワイン界の常識を心地よく裏切るような、遊び心たっぷりの赤ワイン🍷
このワインの最大の特徴は、ピエモンテを代表する二大巨頭、ネッビオーロとバルベーラというブドウを掛け合わせている点にあります。
実はこの二種類、本来は別々に仕込まれることが多く、ワイン好きから見れば、まさに「禁じ手」とも言えるような異例の組み合わせなのです。
ワイン名の「バッカナーレ」とは、イタリア語で「どんちゃん騒ぎ」や「馬鹿騒ぎ」といった意味。
そんな名前が付けられた背景には、この大胆で無謀とも思える挑戦を楽しもうという、造り手たちの自由な精神が込められています。
造り手の「イル・ヴィーノ・エ・レ・ローゼ」は、自然をありのままに尊重する小規模なグループです。彼らは、ブドウが持つ本来の力を引き出すために、化学的なものに頼らず野生の酵母だけでワインを醸します。
このワインも、収穫時期の異なる二つのブドウを別々に丁寧に醸造し、最後に見事なバランスで一つにまとめ上げているのです。
グラスに鼻を近づけると、もぎたてのチェリーやベリーのような甘酸っぱい果実の香りが広がり、続いてスミレの花や、ほんのりスパイシーなニュアンスが鼻をくすぐります。
味わいは、どっしりとした骨格と渋みを持つネッビオーロに、ジューシーな果実味と柔らかな口当たりのバルベーラが重なり合い、お互いの良さを引き立て合う理想的な仕上がりです🍷
この賑やかな味わいには、旨みたっぷりのお肉料理を合わせてみてください。
じっくり煮込んだ牛すね肉の赤ワイン煮や、ジューシーなハンバーグ、あるいはシンプルに焼き上げたステーキなどが、ワインの持つ心地よい渋みと重なり、最高の相性を見せてくれます。
また、果実味豊かなので、トマトソースをたっぷり使ったパスタや、少し甘辛いタレの焼き鳥などとも一緒に楽しんでいただける、守備範囲の広い一本です🍾
生産者と地域について
「イル・ヴィーノ・エ・レ・ローゼ」は、イタリア北部のピエモンテ州アレッサンドリアにある、小規模で情熱的な自然派ワイナリー。
このユニークな名前は、1912年にアメリカで起こった労働運動のデモで掲げられた「パンだけでなく、薔薇も(生きるための糧だけでなく、心に彩りを与える誇りも)」というスローガンに由来しています。
自分たちが造るワインが、人々の身体(パンやワイン)と心(薔薇)の両方を満たす糧になってほしいという願いが込められているのです。
造り手の中心であるマッシミリアーノは、もともと自家消費用にワインを造っていましたが、仲間とともに2017年からこのワイナリーを本格的にスタートさせました。
地元の伝統的な品種であるコルテーゼやティモラッソなどを大切に育て、ブドウ本来の旨味がじわっと染み出すような、身体にすっと馴染む優しい味わいのワインを生み出しています。芸術家肌の彼らが造るワインは、ラベルにギリシャ神話の神々の名前が付けられるなど、遊び心とこだわりが詰まっているのも大きな魅力です。
